【人材募集担当者向け】”連絡がつかない”を減らす対処法

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”低いコスト”で”高い応募率”の求人募集を実現させる!
現役求人募集担当者としても日々奮闘中!!
求人コンサルタントの”たけだ”です。

前回までは、低コストで応募が来る方法について書いてきましたが、
応募(エントリー)があっても、連絡がつかなければ全く意味がありません。

そこで、今回は”連絡がつかない”を解決する方法をご紹介します!

応募者と連絡をとるには?

応募者からのエントリーが入ってきてから、応募者へ連絡するまでの時間がポイント!

応募した人は、いつならエントリーした会社からの連絡を受る可能性が高いと思いますか?

それは、応募してすぐ!!

応募者は求人情報をいくつも探して、応募したときが”仕事したい”といった熱が一番高いのは想像がつくと思います。
そこで、熱の高いうちに連絡をすればそれだけ、相手も答えてくれやすくなります!

さらに、すぐに連絡する理由がもうひとつあります。
それは、”求職者が応募するのが1社だとは限らない”から。

転職での平均応募数

年齢別 応募平均数
~19歳 4.1社
20~25歳 6.3社
26~30歳 7.1社
31~35歳 8.2社
36~40歳 8.7社
41~45歳 10.1社
41~45歳 10.1社

 

 

 

 

 

 

 

※マイナビ転職に2017年10月16日から11月15日の一カ月間にログインした会員で、過去6カ月以内に応募した社数

2年程前のデータなので、現在では10社以上が当たり前だと推測されます。
さらに、アルバイトの募集となると、もっと多くエントリーをしている可能性が高いです。

想像してみてください。
もしあなたが応募をした求職者だとします。すでにいくつか面接が決まった後に連絡が来たらどうでしょう。
きっと”もういいや”という気持ちが強くなり、連絡が来ても電話に出たり、メールを返信する気持ちになりませんよね!

だから、他社から連絡が入る前、できれば一番に連絡することがとても重要なのです!

大手求人広告会社に掲載している場合は要注意

あなたが利用している求人広告会社のサイトをチェックしてみてください!
”一括応募機能”がありませんか?

この”一括応募機能”とは、求職者が仕事を見つけて応募しようとした際や閲覧履歴から、
『あなたにオススメの仕事が〇件あります。一括で応募できます』
といった機能です。

求職者から見ればとてもありがたい機能ですが、
応募(エントリー)を受ける企業側からすると、ちょっと厄介な機能。

なぜなら、応募者はあなたの会社を選んで応募したのではなく、たまたま一括で応募された可能性があるからです。

なので、『ご応募頂きました〇〇と申しますけど・・・』と連絡をしても
応募者は(はて?応募したかな?)となっているケースがあるのでご注意ください!

では実際にどのように連絡をすると効果的なのか、具体的な手順をお伝えします。

応募者へ連絡するテクニック

応募(エントリー)があったら、すぐに会社の固定電話から応募者に連絡する

電話ではなく、メールで連絡されている企業様も多いと思います。
しかしメールが届かない・迷惑メールに入ってしまっている、他のメールに埋もれて開けてもらえないなど開封されない可能性があるので、電話で連絡することをオススメします。

電話に出なかった場合には留守番電話を入れる

『この度は(TOWNWORKなど求人広告名)よりご応募頂きました(会社名)と申します。ご応募ありがとうございました。
(応募者名)のご都合の良い時に(担当:〇〇)までご連絡頂けますでしょうか?こちらからも改めてご連絡させて頂きます。』

▪ポイント1 求職者に求人広告名を伝えることで”応募した”と認識して頂く。
▪ポイント2 誰に連絡するといいか明確にしておくと安心して折り返ししやすい。

携帯電話から電話をする(この時は留守電には入れない)

可能であれば、携帯番号から応募者に電話をすることで、宅配業者など知らない番号だけど出ないといけなかったかな?と不安から折り返し連絡がある可能性が高まります。

実際にこのテクニックを使うだけで、応募者に連絡がつく確率が20%程高くなりました。

まとめ

インターネットが普及してから、応募者が複数に応募していたり、気軽に応募しているなど、応募に対する温度感は低くなってきています。
しかし、応募した以上は”仕事がしたい”という気持ちは確実に持っています。
だから、熱が冷めないうちに連絡することが、一番重要です!

募集企業からすると、応募(エントリー)だけを管理しているわけではないので、
メールを頻繁にチェックするのが難しかったり、すぐには連絡するのが難しいと言う場合もあると思います。

しかし、1件の応募(エントリー)を大切にして、早く採用につながれば、企業にとっても従業員さんにとっても楽になりますし、求人募集費も少なくてすみます!!
なので、少しの間だけでも、優先順位を高くしていち早い対応を心がけてみてください。

ちょっとした心がけで
連絡がつけば、面接・採用につながるチャンスが大幅にアップします!!
ぜひチャレンジしてみてください。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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プロフィール

『低いコスト』で『高い応募率』を実現する
求人コンサルタント たけだ しのぶ

2015年、試食販売などの販売請負部で人材募集担当となる。
大手求人広告会社を利用し、30万円以上広告費をかけるが、応募ゼロ。崖っぷちに立たされる。募集方法を模索し人材募集サイトを作成、運用を始める。
結果、年間求人コスト100万円以上を削減しながらも応募率を高める独自の仕組みを確立。空前の人材難であることを知り、低コストでも高い応募率が出せる手法を広めるべくセミナーを実施。反応ゼロが1ヵ月で採用2名など喜びの声が多数。大手コンサル会社と契約をしていた企業から相談を受け、仕組みを見直し応募率20倍アップと驚異的な数字を出す。現在セミナー・コンサルティングで多くの企業へ人材募集方法を広める活動を行っている。


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