【2019年4月】 Googleおしごと検索に表示させる対策

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”低コストで求人を成功させる”をモットーに
現役求人募集担当者としても日々奮闘中!!
求人コンサルタントの”たけだ”です。

Googleおしごと検索(Google for jobs)が始まって約3ヶ月が経過しました。

同じようにマークアップをしているのに、Googleおしごと検索に表示されたり、されなかったりする現象が起きています。

Googleおしごと検索(Google for jobs)の掲載はAIが判定しており、判断基準やアルゴリズムは発表されていないので100%確かな情報はありませんが、表示させるためにいろいろ検証した結果や、情報収集をした内容を今回はまとめました。

マークアップは全てしないといけないか

前回マークアップ方法をわかりやすく解説させて頂きました。

マークアップに関してはこちらの記事でご確認ください。
【求人募集記事にコードを直接入力したい方】
【まるわかり!】Googleおしごと検索に表示する方法

【WordPressで求人募集記事を作成されている方】
【WordPress】Googleおしごと検索に表示する方法 -簡単操作!初心者向け-

構造化データ マークアップ支援ツールで支援されている項目の必須項目をしっかり入力されていれば表示対象となります。

必須項目
タイトル “title” 職務・職種内容のみを指定します。
注意:求人コード、住所、日付、給与、会社名は含めないでください。
採用組織 “hiringOrganization” 会社名を記述します。所在地は含めない。(営業所名は含めても大丈夫です。)
住所 “jobLocation” : {
“@type” : “Place”,
“address” : “住所”
勤務先住所または採用企業住所を指定します。(左記記述が最低必須項目となり、都道府県、市までが表示されます。)
投稿日 “datePosted” 求人情報を投稿した最初の日付

たとえば、”2019-04-24″、”2019-04-24T19:33:17+00:00″ のように指定します。

説明 “description” 求人について詳細に説明します(職務、資格、スキル、業務時間、学歴に関する要件、経験に関する要件など)。description と title を同じにすることはできません。

ガイドラインにそっているか

Googleのガイドラインに反している場合または反していると判定されると表示がされません。
▪Google求人情報公式ガイドライン
https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting?hl=ja#guidelines

必須項目の注意事項やポイントを項目ごとにまとめましたので確認してください。

タイトル

タイトルは一番目立つためにたくさんの情報を伝えたくなりますが、表示される事を優先してタイトルはシンプルにします。

【タイトル制限事項】

・住所・日付・給与・会社名・求人コードを含めない。
・簡潔で読みやすい名称にする。
・【】!!** などの特殊文字を多用しない。(特に【】は使用しない)
・ nameプロパティを使用している場合、nameプロパティの代わりに title プロパティを使用しない。

NG例:年収800万円!名古屋市中心にある株式会社〇〇で働きませんか?
OK例:歩合制あり電子マネーの営業

NG例:*** 倉庫でのお仕事です!バス停のすぐ近く!***
OK例:倉庫での出荷・入荷の担当者

最小限で分かりやすいタイトルをつけましょう!
伝えたい事は説明”description”に記入する事をオススメします。

採用組織

採用する企業名を指定します。
しかし、派遣会社や優良紹介会社の求人募集では採用企業名を出せない場合があります。
その場合は、一般的には採用する(求人募集を亜している)企業名をしていしますが、”社名非公開大手広告代理店”といった抽象的な表現でも現在は表示されています。

住所

Googleおしごと検索では、住所を国・市・区町村・番地・郵便番号と項目が分かれています。
”address”プロパティに住所が入っていれば表示条件には適合しますが、番地までしっかり入力しても市までしか反映されません。
できるだけ下記のように細かく設定するといいでしょう!
求職者の位置情報に近い住所が上位に表示されやすいので、しっかり設定すると、上位表示対策としての効果が期待できます!

“jobLocation”: {
“@type”: “Place”,
“address”: {
“@type”: “PostalAddress”,
“streetAddress”: “町村名、以下番地”,
“addressLocality”: “市・区名”,
“addressRegion”: “都道府県名”,
“postalCode”: “郵便番号”,
“addressCountry”: “JPN”
}
}

投稿日

投稿した日を設定します。投稿日から経過した時間・日数が表示されます。
一概には言えませんが、投稿日、投稿時間が新しい程上位に表示される傾向があります。
できるのであれば、投稿日を新しく保つと上位表示の効果が期待できると思われます。

説明

唯一細かい情報が伝えられる項目です。
“description”プロパティでは特に文字数などの制限が無いようなので、PRポイント・勤務時間・福利厚生などできる限り情報を入れると応募率が高くなるのではないでしょうか?
想像してみてください。
”アットホームな会社で一緒に働きませんか?”
の1行で終わっていたら果たして応募したいと思いますか?
長すぎると離脱する可能性もありますが、上部に出ているボタンが[***で応募]となっているので、応募したい!と求職者に思ってもらえる工夫をすることが応募者UPへのカギになります!

さいごに

マークアップをしてもGoogleお仕事検索に表示をさせる、明確なルールは残念ながらわかりません。
しかし、Googleのガイドラインに違反すれば、表示をされ難くなるのは当然だと思います。
また、表示をされても求職者にアクションを起こさせないと意味がありません。
ガイドラインに沿いつつ、求職者にアクションしてもらえる工夫をする事で効果が期待できると思われます。
なんといってもGoogleおしごと検索は”無料”なので対策しない理由はないですね!

今後も低コストで効果的な人材募集情報をどんどん発信していきますので、楽しみにしてください!!

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プロフィール

『低いコスト』で『高い応募率』を実現する
求人コンサルタント たけだ しのぶ

2015年、試食販売などの販売請負部で人材募集担当となる。
大手求人広告会社を利用し、30万円以上広告費をかけるが、応募ゼロ。崖っぷちに立たされる。募集方法を模索し人材募集サイトを作成、運用を始める。
結果、年間求人コスト100万円以上を削減しながらも応募率を高める独自の仕組みを確立。空前の人材難であることを知り、低コストでも高い応募率が出せる手法を広めるべくセミナーを実施。反応ゼロが1ヵ月で採用2名など喜びの声が多数。大手コンサル会社と契約をしていた企業から相談を受け、仕組みを見直し応募率20倍アップと驚異的な数字を出す。現在セミナー・コンサルティングで多くの企業へ人材募集方法を広める活動を行っている。


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